生産者紹介
当店の「プレミアム三十九雑穀米」の原料を
作る経験豊富な生産者の方。
農業に懸ける熱い想い、作物ができるまでの
道のりをご紹介いたします。
第一回 中島さんの紹介
37歳で熊本県JA鹿本地区の支部長
を務める農業のプロフェッショナル
熊本県JA鹿本地区支部長 中島さん
「三十九雑穀米」に配合されている「発芽玄米」の基になる「森のくまさん特別栽培米」を生産
されている中島さんは田畑の作付け計画から、施肥設計・防除体系、刈り取り乾燥調整まで
全て一人で行っています。
またJA鹿本地区では若干37歳で支部長も務めており、地域の代表として大豆の作付け会議の講師も務めています。
他の農家さんに教える立場にある中島さんは
まさに農業のプロフェッショナルと言えます。
中島さんの想い
取材を進めていく中で、今後、農業を続けていくうえで中島さんが目指ししている事についてお聴きしました。
中島さんは「農作物を育てる延長線上には常に食べてくれるお客様がいるから安心・安全でしっかりした作物をつくりたい。」
また、「持続可能な畑を次世代を担う農業者に残したい。」そう語り、お話し中の中島さんの顔は
自信に満ち溢れていました。
次回も「プレミアム三十九雑穀米」の生産者の方々を
ご紹介いたします。どうぞお楽しみください。
取材記録
種まきの取材へ
田植えの前に行う、大切な作業の一つ
種まきの様子を取材させていただきました。
梅雨の終わりにかけて、農業害虫が稲を荒らしに飛来してくるため、その対策として種まき時に人体には無害の農薬を同時に配合しています。お米の栽培時には稲に様々な病気が発生することもあるため、どのタイミングで適切な農薬を使用するかの見極めも大事な作業の一つです。
田植えの取材へ
今回はお米作りの一大イベント、田植えの様子を取材させていただきました。
中島さんが田植えの作業で気を付けることはなるべくスムーズに作業を進めることだそうです。
機械にも燃料代がかかりますので余計なコストを消費しないようにしています。
また作業はご家族で行っており、そこにもスムーズに作業を進めることができる秘訣を感じました。
田植えの作業を行う日は朝から夜まで1日を通して作業を行うとお聞きしました。
改めて農家さんの大変さを感じました。
稲の生育状況の取材へ
前回の取材から約1ヵ月後、稲は随分と成長しておりました。間もなく稲は幼穂形成期に入るそうで、例年と比較しても特に問題はなく、順調に生育が進んでいるそうです。
しかしこれからトビイロウンカ等の害虫からの被害も多くなる時期にも入りますので、一瞬も気の抜けない状況はまだまだ続きます。
稲刈りの取材へ
今回はお米作りの醍醐味とも言える稲刈りの取材をさせていただきました。
当日は10月半ばながら、気温は30度を超える暑さの下、作業をされていました。
現在中島さんは1日に1時間半ほど稲刈りの作業を行っています。
作業中は稲のロスが出ないように、キレイに刈り取ることを意識されているそうです。
稲刈り後は自宅で乾燥・籾摺り・袋詰めまで行い、その後出荷作業へ移るそうです。
近年の気候変動に合わせ、作付け計画を変更しながら、11月には麦の栽培を始められるそうです。
お米の収穫が終われば違う作物を育てるために休む間もなく、次の作業へ移行されます。
一年間を通し私たちの取材を終えて・・
- ・お米の出来は。
- 「近年、稀に見るいい出来だったと思います。品質も良くて、量も多く取れました。
日照不足なども心配もありましたが、収穫してみると良い出来だったので安心しております。」 - ・この1年間通した取材を終えて。
- 「実際に私たちの声をお客様に発信できる良い機会だったかなと思います。
SNSで発信することが主流な世の中ではありますが、私自身苦手な分野ではあるのでホントに良かったかなと感じでいます。」 - ・新たに今後チャレンジしたいことは。
- 「実際に今のお米などの面積を増やすことは考えてはいないが、別の商材としてブロッコリーを考えています!実際に今は勉強中で家庭菜園は始めています。笑」
- ・中島さんが考える農業とは。
- 「農業という産業自体が安くて良い物を作る。第一次産業なのでみんなの為になるものを作る。これが本質かなと考えています。やはり食べ物が無くなるとみんなが困るので、今後も僕たちのことを気がけて見ていってほしいかなと思います。」
- ・お客様に伝えてたいことは。
- 「購入する上での購入基準というものがあると思いますが、育てる過程など、様々な努力がどの農家さんにもあるので、しっかり食べて頂いて、色々と感じてほしいな思います。」
私たち健康雑穀くらぶが取材をさせていただいて
私たちが販売している「プレミアム三十九雑穀米」。一つ一つの原料にも一つ一つのエピソードがあり、それ以上に生産者さんの努力が詰まっていることを肌で感じることが出来ました。
実際私たちの「プレミアム三十九雑穀米」にその努力の結晶が詰まっていると考えてると嬉しく思う以上に、本当に生産者の方々に支えられているなと改めて感じる素晴らしい機会になりました。
もちろん中島さんをはじめ、この「プレミアム三十九雑穀米」に関わる全ての生産者様の想いをしっかりお客様に伝えていかなければいけないと感じております。
「おいしくて安心な、良い物を食べたい」「おいしくて安心な、良い物をお届けしたい」そんなお客様と生産者の両方の思いを繋ぐ架け橋として今後も健康雑穀くらぶの理念を大事に日々スタッフ一同精進していきたいと思います。